前から気になっていた「ふじてんサマーゲレンデ」 へ、盆休みのただなか試しにいったみたので共有します。 オフトレを考えている方の参考になれば。 チェックポイントは以下の3点です。
①夏のふじてんは、混んでるのか、どんな方が滑ってるのか
②プラスノースキーは、オフトレの練習になりそうか(滑った感想)
③グラススキーとどちらがよいのか
④その他、ふじてんサマーゲレンデの使い勝手
ちなみに私ムラーヌス・・・首都圏在住の一般スキーヤー。シーズン3~6回ほどの日帰りスキー。 シーズンオフは、冬直前に2~3回ほど低山ハイキングで足慣らし、 年に一度グラススキーにいく年もある。
夏のふじてんは混んでるの? どんな人たちが滑ってるの?
訪れたのはお盆まっただ中の8月10日。 朝9時の駐車場は記事末尾の写真のような状況。第一駐車場の3分の1が埋まってたかな。 8割はMTBの方々でした。 ゲレンデは、ざっと10~20組が滑ってる感じ。 勿論リフト待ちなんてないですが、常にコース上に2~3人が滑走してる、そんな混み具合。 滑ってる人達は、カップル、家族、ソロスキーヤー、友人グループ、等々。 スキー6割、ボーダー4割。 家族連れは1~2組。家族といってもお子さんは小学校高学年か中学くらい。
8割型はヘルメット着用でしてたので、 恐らく冬も技術向上を目指しながら楽しんでるスキーヤー/ボーダー、が主でしょう。 レベル云々を、私のようなへっぽこスキーヤーが述べるのもおこがましいですが、 皆さん間違いなく中級以上で、中には明らかに上級、スキー場で見たら誰もがウマイ!と 思うであろうレベルの方も何名かいました。 とはいえ、バリバリ滑り派が集まってる、というほどではありません。 ですので、滑りに自信がない方でも気兼ねせずに滑れると思います。 但し、雪と違って転ぶと痛そうなので普通に滑って転ばないレベルの技術は必要かと思われます。
服装についてですが、結論から言うと「自由」でしょうか。 トレーニングウェアの方、スパッツなど着用の方、 カジュアルな普段服に近い方、もいらっしゃいました。 注意点は、肌を露出しないこと、頭はメットか防止を被ったほうが良い事、 手袋は必ず着用、といったあたりでしょうか。またゲレンデに散水してるので 水に濡れてもよいウェアを着ている方もいまいした。 服装や装備について、リフト券売場などでスタッフさんから何か指示や諸注意されるといったことも 特にありませんでした。 あくまで各自が自己責任で考えた上で、装備や服装選びをする必要がありそうです。 手袋に関して、私は冬用グローブしか持ってないので、今回はとりあえず軍手にしました。
ある動画か何かで知った情報ですが、 手袋は、指の部分が分かれた5本指ではない(人差し指から小指の4本がくっついた)タイプを 選ぶべし、とのこと。万が一転んだとき、プラスノーマットの網目のスキ間に指が入り込んで骨折するリスクがあるため、だそうです。怖いですね。 あと、紫外線対策は必須です。半日でかなり焼けました。
プラスノースキーは、オフトレの練習になりそうか(感想)
結論から言うと、「オフトレ効果は、有ると言えばある。なくはない」 専門的なことは、プロスキーヤーやデモに質問したほうがいいでしょうから 以下、素人一般スキーヤとしての感想です。 ・単純に運動になる ・ブーツを履いて坂を下るというスキー特有の感覚を、オフの間に脳と体にリマインドさせられる 但し、1回くらいサマーゲレンデで滑ったからと言って、技術的に上達するほどスキーは甘くないですよね。 それは、冬の間滑っていやというほどわかってます。 だから上達するか と言われたそこまではないだろうと。 せいぜいプラスノーの滑りになれることはできるでしょうけど。
繰り返しになりますが 滑走する=板にのって坂を下るというフィーリングは味わえるのは確かなので 技術を磨くというよりは、単純に「いい位置にのる練習」くらいに割り切ってやるのが良いのでは、というのが私の感想です。 ちゃんと技術を磨くなら、プロやデモに教わるほうが、へんな癖もつかないで上達には早道なのではないでしょうか。
●用具(板)について 私は冬のスキー板1本(1セット)しか持っていません。 それを夏プラスノーに使う気はなかったのでレンタルコーナーでレンタルして滑りました。 夏用と冬用のどちらか選べました。夏用のほうが滑走性がよい(プラノーに合わせてチューニングやワックスしてる?)とのことでした。 冬用のほうが安かったので冬用を借りました。 レンタル+リフト料金、3時間券で3500円程度だったと思います(要確認)
グラスキーと比べて、オフトレの効果はどうなの?(素人意見)
実はわたくし、スキーを20代で初めてまもなく、グラススキーも始めました。 当初は、夏の間2~3回 都留グラススキー場に足を運んでいた時期もありました。 最近は諸般の事情で足が遠のいてますが。 では、グラススキーとプラスノースキー、オフトレとしてどちらがいいのか? 難しい問です。これもプロに聞いてもらったほうが良いでしょうが、 以下は 素人スキーヤーの感想ですが、 どちらも「なくはない」です。
繰り返しになりますが、長いオフの間、ブーツを履いて坂を下る、という特殊なフィーリングを味わう、という点では同じ。なので、いい位置に乗るという狙いに絞れば効果はなくはないと思います。 但し、グラスとプラスノーでは大きな違いがあると、やってみて感じています。
グラススキーは、 ・ヨコづれしない ・急に止まれない ・スピードはグラスのほうが出やすい ・板が短く、キャタピラの高さの分だけ目線が高く、バランスがとりにくい(特に前後バランス)
なので、グラスとプラスノーの滑走間隔は全く別物です。 恐怖感は圧倒的にグラスのほうがあります。とりあえず滑るには、どちらが難しいかと言うと、断然グラスです。 ただ、ズラさない滑りもズラす滑りもスキー技術として両方必要でしょうからグラスもプラスノーも両方とも、「良い位置に乗るための、異なるタイプの練習」と思えばよいのかも知れません。 私は、サンパーク都留グラススキー場(山梨県都留市)に何度かお邪魔したことがありますが、 こちらの指導員の方や所属のレーサーの中には、冬場に技術選に出場している方もいらっしゃるようですから、グラスとスノーの相乗効果はあるのでしょう(少なくとも上級者にとっては)
ふじてんもグラススキーができるのですが 誰も滑ってませんでした。ちょっと寂しいですね。
その他、ふじてんサマーゲレンデの使い勝手
話をふじてんに戻します。 以上のように、オフシーズンになまったカラダのトレーニング場として また夏のレジャーとしても、ふじてんサマーゲレンデは「あり」だと思います。 コロナ禍で 屋外レジャーは感染リスクが低いですし、 何より、標高1000mを超える高原で、さわやかな風とセミ鳴き声をBGMに ときおり富士山を眺めながらのんびり楽しむ、これは気分転換にはうってつけです。
そう言えば、スキー場全体をみると、スキーより寧ろMTBを楽しむ人が多かったです 流行ってるのですかね。 中央のリフトにのって上からのダウンヒルやキッカーでの飛びを楽しんでました。 レンタルバイクもありましたから、次回はやってみたいですね。
ゲレンデの施設について。 スキーセンター自体は閉まっていますが、一部、食堂が昼間の時間は営業していました。 コロナ対策として仕切り版はしてありました。
リフト券売場やレンタルコーナーも、コロナ対策としてパーテション仕切りはありました。 (ちなみに皆さん、マスクつけて滑ってました) 店員の方の対応もよく、不満は特にありません。 強いて言うと、リフト係の女性が不愛想だった(たまたまこの人だけ、その時だけ、と思いますが)点と、 トイレなどの施設がやや古めだった、くらいでしょうか。
駐車場は、日陰がほぼないです。 ですから車内に生モノを置かないように。 高原に位置するとはいえ、晴れた日の日中は相当暑いです。
■以上 はじめてのふじてんサマーゲレンデ生体験記でした。 スキー/スノーボード、ほか、アウトドアスポーツ大好きな方へ、少しでも参考になれば幸いです。 ちなみに、本日2021年9月5日ですが、各施設がコロナで休業しているかもしれません。ふじてん、サンパーク都留、いずれも事前に確認の上 ご利用を検討なさってください。
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