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宝台樹スキー場 民宿やペンション選びの注意点、ゲレンデまでの徒歩移動に着目

宝台樹

おすすめの民宿

宝台樹スキー場の周辺には10件以上のお宿があります。タイプは民宿からペンションまでさまざま。バリエーション豊富な宝台樹スキー場を滑りつくしその魅力を堪能するなら、ぜひ1度は、1泊2日で行くことをおすすめします。

また、スキー場までの下道が険しいことも考えれば、余裕をもった日程で行きたいですので、ご家族連れには泊りでのスキーが安心ですよね。宝台樹スキー場の宿泊案内の頁の宝台樹民宿組合のお宿について、以下に書いていきたいと思います。

民宿選びの注意点

スキー場のお宿選びに重視するポイントは人それぞれですが、一般的には以下の点があげられます。

  • ①ゲレンデからの距離 
  • ②料理(晩御飯)
  • ③清潔さ
  • ④ゲレンデまでの送迎の有無(ゲレンデから遠い場合)
  • ⑤価格(特に子供料金などの価格体系、中学生は大人料金かどうか等)
  • ⑥チェックイン時間、朝一到着時に駐車可能かどうか、チェックイン前の着替えの可否など
  • ⑦夜のお風呂の利用時間(最終時刻)
  • ⑧宿の駐車場が到着した朝から停められるか
  • ⑨リフト券などの割引サービス(スキー場の各種割引より安いかどうか) 

ここでは、①ゲレンデへの距離 に着目し、ゲレンデアクセスの観点から、宝台樹の宿泊先選びについての情報をシェアさせていただきます。お宿の具体名は伏せて書いていきます。この書き方では、特定できちゃうじゃん、と思われる点もありますが、お宿の皆様、ご容赦ください。あくまでスキーヤーのために客観的な視点でお伝えしたい、ファミリースキーヤーにとってお宿選びの参考になれば、と思いますので。

リフト乗り場へアクセスから3つのゾーンに分けられます。

宝台樹は、麓からの県道にそってタテ(南北)に長いスキー場です。ゲレンデ構成は、ベースとなるセンターハウスから約1キロ弱手前の離れた位置にある白樺ゲレンデ(駐車場あり、ペアリフト1基)。そして大半の来場客が利用する、センターハウスをベースとするメインゲレンデの大きく2つです。

宝台樹のお宿の配置は、下記の3つのどこに立地しているか、つまりリフト乗り場まで宿から徒歩でいけるかl分けてみると、概ね以下のようになります。

A)徒歩アクセスNG(無理)ゾーン

B)白樺ゲレンデ徒歩圏内

C)センターハウス徒歩圏内

ムラーヌスは、すべてのお宿にお世話になってはおりませんが、上記3エリアすべてを満遍なく経験しました。なので、お宿の利用勝手についての体験談はお伝えできるかと思います。

A)徒歩アクセスNG(無理)ゾーン

センターハウスへも白樺ゲレンデへも徒歩でいくには距離がありすぎるエリアです。徒歩では無理です。宝台樹のお宿の約半数はこのエリアに属します。ゲレンデへ向かうラスト2キロの1本道を車で上がっていく途中、ぽつりぽつりと見えてくるのがこのエリアのお宿です。

このように書くと、お奨めでないように聞こえますが、お宿のサービスと立地は別物。食事はおいしく、接客対応も気持ちよいお宿はたくさんあります。また民宿、ペンション、とタイプも様々。また、多くのお宿はゲレンデまで送迎してくれると思います。(事前に確認してみましょう)。

注意点は、例えば1泊2日でいった場合。1日目にセンターハウスの駐車場まで上がって1日滑り、ち、お宿へのチェックインを滑り終えた夕方に行う場合、駐車場代(普通車1000円)かかってしまうこと。駐車場をうかせるには、朝到着後に、車をお宿に停めさせてもらい必要があります。

なので、それが可能かどうか確認してみましょう。またその際、着替えをすませてから送迎までしてくれたら、たとてもありがたいですね。ムラーヌスはよくこのパターンで利用ささてもらっていました。

B)白樺ゲレンデ徒歩圏内ゾーン

宝台樹へのラスト2キロの登りで、最初に右手に見えてくるのが白樺ゲレンデ。この白樺ゲレンデへ徒歩で行けるお宿が数件あります。白樺ゲレンデから滑り込めるほど至近距離のお宿や、約50m~100mの徒歩圏内の民宿やロッジ、またスキー場への一本道から左にはいって約3分程度にあるお宿、そして、白樺ゲレンデから数百m上(センターハウスのメインゲレンデ方向)に1軒。以上のような散らばり具合です。

このエリアのメリットは、宿からゲレンデまでが近いため「駐車場代が浮く」「送迎依頼の気遣い不要」なことです。1泊2日の場合、着いた初日に車を宿に止めさせてもらえるからです。また、滑る前も滑った後も、自分の足で好きな時間にお宿と行き帰りできること。自分の都合の良い時間に送迎を依頼する際、宿の人に気を遣わずに済みますよね。なにしろ、午後3時から夕方にかけてはお宿も夕食の準備やらで忙しいでしょうから、そんな時間に送迎を頼むのは気がひけますからね。

注意点は、まず第一に「移動時の疲れと安全確保」です。徒歩圏内とは言っても、徒歩3分、あるいは100mの距離を、スキー靴で板をかついで歩くのはしんどいもの。しかもスキー場までの道が上り坂であれば小さなお子さんやスキー靴になれてない初心者にはつらいかも知れません。

また、スキー場までのラスト2キロの1本道は、朝夕の交通量も多いです。歩道はないし、路肩の雪で道幅が狭くなってますから、車との接触には気をつけて。とくに、白樺ゲレンデから下方向は、その先約200mで左カーブになっていますから、スピードが上がって下ってくる車が必ずブレーキを踏む箇所になっています。スリップや路面凍結の可能性も高いので、歩く際も最善の注意を。

注意点の2点目は「リフト営業時間」です。このエリアは白樺ゲレンデのリフトを最初に使ってセンターハウスに上がっていくことになります。なのでリフト営業時間を調べていかないと、朝一にリフトまち、ということもあります。また、シーズン最初や平日は白樺ゲレンデのリフトが動いてないときがあります。そうなると車で再びセンターハウス(第一第二駐車場)まで登らないといけません。

C)センターハウス徒歩圏内

メインゲレンデとなるセンターハウスに、徒歩または滑って行けるエリアです。このエリアには、実はあまりお宿がありません。第八クワッドに乗ってすぐ道向こうに見えるお宿がと、そしてその先約500m左下にあるペンションの2軒だけです。

ムラーヌスは、まだこちらの2軒にはお世話になったことがありません。いつか必ず、と思いつづけて何年も経ってしまいました。

こちらのお宿に泊まるメリットは、「朝一に、宿からいきなり滑りだせる」こと。センターハウス(第二・第六リフトより上にありますから、いきなりリフトの列に並ぶこともありません。晴れた日の2日め、スキーを履いていきなり1本目を滑走できる爽快感といったら・・。

注意点は、「リフトの終了時刻」です。リフト終了の最後まで滑りきろうとしてリフトに滑り込んでの”本日のラスト1本”。気合をいれて滑ったはよいものの、勢いあまってゲレンデ下まで滑り降りてしまった・・見上げればお宿は、ゲレンデの上のほうに。最後はお宿まで歩いて登らないといけなくなった・・。なんてことにならないように。

まとめ:ゲレンデまでの徒歩は坂道なので余裕を持ったお宿選びを。

以上、宝台樹のお宿選び、ゲレンデへの徒歩アクセスの視点で書いてみました。小さなお子様や初心者をお連れしてのファミリースキーヤーにとって、ゲレンデとお宿の移動のしやすさは、実は重要なポイントです。皆様のお宿選びの参考になれば幸いです。

とにかくお伝えしたいのが、宝台樹のゲレンデに沿った道は、南北にわたっての”坂道”です。泊まりであってもなくても、ゲレンデへ移動するには、この道を横切ったり登ったりする必要があるのです。急な坂ではありませんが、なれないスキー靴と板を担いでの歩行にはくれぐれも注意しましょう。

おまけ編 スクールの先生たちが経営するお宿にも注目

ついでの情報ですが、お宿のなかには、宝台樹スキースクールの先生方がご主人をしているお宿もあります。夕食のあとに、スキー上達のアドバイスをしてくれるかも知れません(してくれないかも知れません、ムラーヌスはしてもらったことはないのであくまで想像です)。ムラーヌスはスクールには何度もお世話になりましたので、宝台樹スクールについては別の機会に情報共有させて頂くつもりです。

以上お読みいただき、ありがとうございました。次回は、宝台樹の民宿を中心に、食事やうれしかったサービスなどエピソードを書かせていただきます。

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