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水上宝台樹スキー場 白樺ゲレンデを滑ってみた。

宝台樹

水上エリアで最大規模、秘境感漂う奥利根の奥に位置する宝台樹スキー場
アクセス路に沿って南北に長く、メインゲレンデのセンターハウスの手前、約1キロのところに白樺ゲレンデがあります。
宝台樹スキー場の玄関口といってよいこちらのゲレンデ、メインコースから足を延ばして滑ってみた。

離約580m、最大斜度32度、平均斜度20度の1枚バーン

●コースバリエーションの豊富なメインゲレンデから連絡コースを伝っていくので、多くの人はあまりここまでやってきません。
連絡コースをなかば漕ぎながら付いた先に、見上げると距離580m、幅100m以上はある広大な、
そして上部は斜度30度を超える1枚バーンが広がります。この広大なゲレンデを滑っているのは我々含めて10人、多くても20人くらいですかね。
●リフトはペアリフト1基。コースをすべて見下ろせますから、リフトにのってる間、他のスキーヤが上から下まで滑る1本丸ごと観察しながらのぼっていくことになります。上級者にとっては、まさに発表の場、ということになります。上級者ではない自分たちは、・・・。

1枚バーンだけど、3種類のコースが楽しめる。

白樺ゲレンデ、リフトを降りて滑りだしの風景。絶景。下に見えるのは民宿群。

●バーンは1枚ですが、実はいろんなバリエーションが楽しめます。斜面変化があるからです。
1枚バーンと言いましたが、正確にはリフト降りてすぐの約100mは斜度のゆるい狭いコス・足慣らし的に、うまい方々は流して滑っていくことがおおいですね。そしてその先ですが。
・まっすぐ行けば急激に斜度30度の非圧雪ゾーンに滑り降りていきます。この斜度変化をノンストップで行けたらエキスパートなんでしょうね。
・一方、まっすぐ行かず、左にちょっとした連絡コースのような通路をおりて、階段の踊り場のような広場へ。ここが、まさに1枚バーンのスタート地点。リフト下からも、リフトからも見える発表舞台の始まり地点と言えます。
●ですので、1枚バーンを斜面下からみあげると、
・真ん中はキレイに整地コース。
・その整地コースをはさむように、両サイドが非圧接コース。
・特に向かって左(前述のまっすぐ降りる斜面変化のあるコース)は、出だしの斜度が急な上、滑っている人も少ないので
 新雪の後を幾多の滑走後がついた本当に意味で荒れた斜面。その上中間部から下は肩斜面。リフト真下に近い所を滑るボーダーもいます。
・向かって右は、ポールをはるのをたまに見かけます。スラロームのセットで練習してるのを何度かみかけました。ですのでポールを撤去した後、一般スキーヤは、スノーセメント固まった雪を滑ることになります。
●以上のように
・真ん中:「整地をスピード出してダウンヒル」
・左:「緩・急・中・肩斜面まで、斜面変化を楽しむ」
・右:「荒れた中急斜面をミドル&ショートで一気に降りる」
 の3通りの楽しみ方ができそうです(私は上手じゃないので整地斜面しか滑れないのですが・・)
 上級者の皆さん、ぜひ挑戦して、リフト乗ってる人に見せつけてみてはどうでしょうか。

白樺ゲレンデ上部の滑り出し緩斜面。みんな流していく感じ。ここを滑った先に、30度の切れ込み。左へ行くと整地メインバーンへ。

検定やポールレッスンなど、高速ローングターン好きにおすすめ。

●私が以前(20年以上前ですが)、宝台樹で検定(2級、1級)を受験していた頃、この白樺をメインに使っていました。上の出だしをショートターンとロングターン、下半分をステップターン(相当昔のですよ。ステップターンなんて。ノーマルスキーの頃ですね)。今の検定ではどうでしょうか。
宝台樹スキースクールの動画では、ショートは第九をあがった最初の出だし(沢に降りる中斜面)をショートターンに使っているようです。たまに、テククラの不整地小回りでこの白樺を使うこともあるようです。ちょうど下から見上げて上部左半分の斜度30度のあたりです。
●さて、というわけで、センターをすべってみました。2月下旬頃、朝10時くらいでしょうか。雪はかたいです。

白樺ゲレンデのメインバーン。

最後に白樺ゲレンデ注意点

①標高が低く、日が当たり安いので、シーズンが短めです。特に出だしは雪が削られ、地肌が出やすくなります。
②最終リフトの乗り遅れると、メインゲレンデに滑って帰れませんので、乗り遅れないように。

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