なぜ、第七リフトをお奨めするのか
水上エリアで最大規模の宝台樹スキー場。
ファミリーはもちろん、スキーオタクからスノーボーダーまで幅広い人気です。
もっとも人気のあるコースは
武尊山への尾根伝いに伸びる第八&第九クワッドから滑り降りる2つのコース
特に「第10コース」は、適度な中斜面と天然のハーフパイプが特徴で
宝台樹のメインコースといっても良いでしょう。
ところが、です。
そんな宝台樹で、ぜひとも乗ってほしいお奨めコースがが「第七(ダイナナ)リフト」なのです。
実は、第八&第九クワッドが設置される前は、
宝台樹の中級者以上は 必ずこの「第七(ダイナナ)」を目指すほどの人気コースでした。
山頂尾根から降りる4本の上級者コースが、当時の宝台樹の代名詞だったからなのです。
第八&第九クワッドができた今、
この第七リフトは”いつも空いてる”リフトになってしまったのです。けれども、
スキーやスノボに”非日常”を求めるなら、ぜひ「第七(ダイナナ)」は行ってほしい。
第七リフトを乗らずして宝台樹の奥深さは味わえない、と言って過言ではありません。
というわけで、第七リフトからの4つの上級者コースを、2回にわけてお伝えします。
今回は、4コース中でもっともおすすめしたい「イーグルコース」。
その前に第七リフトからのコース全体の魅力をまとめておきます。
ゲレンデガイド | 群馬みなかみほうだいぎスキー場
コース数16、最長滑走距離2,600m、最高標高1,400m、リフト数7、総コース長12,620m。積雪量が豊富で雪質も抜群。最大斜度40度&パークもあり、上級コースから初心者まで安心して楽しめる多彩なコース。
第七リフトからの4コース全体の魅力と注意点
第七(ダイナナ)コースからのコース全体の魅力:スリリングで多彩なコースと絶景
- 1本のリフトに、上級コース4本。(迂回も別にあります)
- しかもその4本が各々個性とレベルが少しづつ異なる多彩さ
・リフトあがった後、山頂尾根沿いの移動コース「パノラマコース」が絶景。山並みだけでなく、麓の集落を見下ろしながらの”高度感”を楽しめる。ここを伝って4本の各上級コースへ移動するが、斜度の緩めなので、その高度感を楽しみながら滑ることができる。
・第七下車地点から南方面に、武尊山が望める。
(第九クワッド下車地点が宝台樹最高地点だが、武尊山を撮るなら第七山頂からがおすすめ)
・人が少なめ
第七(ダイナナ)リフトからのコース全体の注意点
- 4本のコースがいずれも並行してるので、降りた地点が遠く離れてバラバラ、
- よって、仲間内で降りるコースを間違えると、離れ離れになる
- なので、滑るコース順を考えながら滑らないとリフト移動にムダが出る
→つまり、頭を少し使うことになります、それもまた良い点ですが。
- 第七リフトが遅い(でも、まったり感もまた良し)
- 急斜面はホントに非整地。初級者は厳しい
第七リフト一番のお奨めは「イーグルコース」
イーグルコースの基本スペックとコース概要
- 全500m 最大斜度40度、平均斜度25度
- 中級者以上向き
- 第七リフト下車後、左へ。
- ①まず最初の移動通路は、約60m弱、幅2~3mの中間斜面
- ②次にイーグル上部ゲレンデ:幅広だけど逆漏斗型に徐々に狭くなる、約100m強の中斜面
- いったん狭くなった「くびれポイント」。ここから全3コースがある。
- ③そのまままっすぐ降りれば不整地急斜面のメインバーン
- 左迂回路に一旦入り100m先を右折すると、メインバーンの脇、幅2mの「袖廊下」④
- 「くびれポイント」から左迂回路(幅2~3m)をそのまま直進する「第五西コース」
- 第五西コースは、第七リフト下をくぐって、最後は幅広中緩斜面で第七リフト乗り場へ。
以上、「イーグルコース」の魅力をまとめると、
●500m 標高差200m程度のコース標高差のなかで、異なる3パタンの降り方が楽しめる。
●いずれのコースも、比較的コース幅が狭い。
●最大斜度40度、とは言うが、実際に滑る箇所はマックス30度くらい。
コース脇などは40度くらいあるだろうが、まずそこは通らないのでご安心を。
●「第五西コース」は迂回路とは言え、幅が狭く、第7リフトをくぐるあたりは斜度がきつい。またその先でダウンヒルコース(別の急斜面)と合流するので要注意。
スノーボーダーの皆さんも、ぜひ。
・スノーボーダーでもショートターンができる方ならいけると思います。
・第9クワッドからのコースとは一味違った滑りが堪能できると思うので、ぜひ行ってみてください。
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