北関東で4月以降も滑れるところと言えば、 丸沼、川場、玉原、鹿沢ハイランド、アサマ2000あたりでしょうか。 中でも インターからの近さ、ゴールデンウィークまで営業の確実性、 でいけば「玉原」ということになります。 多くのボーダーやスキーヤーは、群馬県なら丸沼、湯沢まで行くならガーラやかぐら、が多いと思いますが 、同時期の玉原はどうなのか。 ゲレンデ状況や客層などがご参考になれば幸いです。 ゲレンデでみかけた上手い人たちも写真や動画を撮らせて頂きました。(ご容赦ください)
4月30日は、メインバーン約1300mの1本のみ滑走可能
滑走可能コースはセンターコース。実質この1本のみ。 例年はGウィークまで滑れるトライアルコース(コブの中斜面)も今シーズンはクローズ。
・センターコースは、斜度はないけど、基本を繰り返し練習するには悪くないかも。
・中間から先の緩斜面は、幅がせまい箇所があるので注意。ただし、ブッシュは出てなかったので安心して滑れました。
山頂の中斜面に、モーグラー作成のラインコブが1コース
・センターコース上部にコブのラインが1本。斜度はないけどタテのライン。 板をヨコにするスペースがないので、ズルドン滑りが通用しません・・。 こちらをモーグラーたちが板を振らずに、タテに滑り降りていきます! そんな中、丸い弧を回しこんで華麗に滑る基礎系スキーヤーも。 ”本日のイチバン”(今日一番上手いと思ったスキーヤー※あくまで素人の感想です)はこの方でした。 整地もうまくて、動画に収めようと思ったのですが、速くてついていけず。。。残念。 滑りに余裕があるので、遠目ではそれほど速く見えないのですが、近づくと速いんです。
斜度が緩くなった中間部の端に、モーグラーの皆さんが作ったとみられるラインが1本。こちらを上手なモーグラーたちが次々と滑降していきます。みんな、上手い、速い、安定、しています。
ボーダーとスキーヤーの比率は約7:3。スキーヤーは基礎系からモーグラーまで、うまい人結構多いです。
客層は、ボーダーが約7割くらい。20代前後の若い人が多かったです。 家族連れは少なったですね。スキーヤーは全体的に上手い方ばかり。
他にも上手い方がたくさんいました。レーサーぽい方も。うまいですよね。 やはりこの時期まで滑ってる方は、みなうまいです。
・よこから見ると、上手い人のポジションが勉強になります。
・最近、飛行機滑り(両手を高く大きく広げて、お尻を下げて滑る)が減ってきたように思います。私レベルの素人がいうのもおこがましいですが、あの滑りはあまり優雅に見えないのですが、そう思うのは私だけでしょうか。素人意見ですみません。
リフトは春料金で割安。使用済みリフト券で、次回はさらに割引
玉原はリフト券が高め(ハイシーズン:大人 )の印象がありましたが 春スキー料金は とリーズナブル。しかも使用済みリフト券を次回に持参すると さらに とお得。家族連れには助かります。
他にも良かった点は
・センターハウスきれい、トイレきれい。ロッカールームもあり。座って休める椅子もあり。
混んでないこともあり、休憩タイムも快適でした。
・クレープ屋さんもリフト終了後も営業していました。
・もちろん、アルコール消毒液などが各所に置かれ、コロナ対策は万全。
・また、リフト係の方の挨拶が徹底され、スタッフ教育が徹底されている印象をうけました。
何より、玉原の”あっぱれ”な点は?
・お隣の川場が4月中旬にクローズ。この記事を書いている4月30日時点で、「玉原もゴールデンウィーク最終までの営業はムリではないか」と思われるほどのキワドイ残雪量。
ところが、最終の5月5日までフルに営業されたようで。
最終日にホームページのライブカメラで拝見したところ、センターハウスはコース幅が狭まっていたものの、板をはずしたり、コース上に土が露出しもなく、とりあえず上からリフト乗り場まで滑れた模様です。スタッフの方の努力に頭が下がります。
”毎年、なんだかんだ言ってゴールデンウィークまで滑れる”という実績を途切らせてないことが、最大の評価点だろうと思います。
ぶっちゃけ、この時期に玉原は、正解か否か?
結論からいうと、以下のメリット重視の方なら正解です。 ●この時期、玉原を選ぶメリット 〇 首都圏から行くなら近くて速い、高速料金も他より安い 〇 インターから25分程度。 〇 この時期なら、道も混まない 〇 リフト待ちは、お昼前後から4組ほど待ち。 〇 ゴールデンウィークまで営業している(川場、アサマ2000は、4月中旬でクローズしたはず) ●一方、この時期の玉原に向かない人は・・・ △ コブを滑りたい人 △ 急斜面を練習したい人 △ そこそこ混んで、賑やかなほうが好きな人 ゴールデンウィークも、道中もゲレンデも混雑しないところで、のんびりと、或いはワイわいと、 または基礎練習を丁寧に繰り返してシーズンを静かに終えたい、そんな方々には向いていると思われます。
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